昨日コンパクトデジタルカメラが届きました。2012年発売のDSC-RX100(SONY)であります。
そう。なぜ5年前のコンデジをいま買うの?と思われるかもしれませんね。
今回はそんなお話です。
RX100シリーズとは?
この初代RX100が発売された当時、ネットや雑誌で騒がれてたのを覚えています。
何がすごいのかは今さら僕がドヤ顔でお伝えするまでもなく、いろんな記事で紹介されまくってるので、そちらをご参照ください。
ただ当時僕はカメラに興味が無かったので、「ふーん、SONYも頑張ってるなぁ」ぐらいにしか思いませんでした。
2016年8月から一気にカメラに興味がわく
ブログで書いたかYouTubeの動画だったか、とにかく以前も話しましたが、僕は昨年始め、息子が通う幼稚園の卒園ビデオ記念作品担当者に立候補しました。
理由はシンプルで、まず僕の妻が写真業で普段から人物を撮るのに慣れてること、他にもハイアマチュアカメラマンのS々木さんというお父さんがいたこと。
つまり「この二人の写真使えばものすごいのが出来るんじゃね?」と考えたらウズウズしてきたからです。
普段からハンディカムで撮っているお父さん方にもデータ提供を協力してもらい、自分も編集だけでは飽き足らず撮影までしたくなり、CANONのEOS80Dと単焦点レンズを一本買って「これぞおれが求めていた映像ダー」と一眼レフで撮る動画を楽しんでいました。
気軽に持ち歩きたい
総データ600Gバイトと総製作数百時間、そして自分の技術の限界をやや超えて作った卒園ビデオも終わったら完全に気が抜けてしまいました。終わったらすぐインフルエンザにかかっちゃったりして。
さて、気が抜けてしまってもカメラのローンは残ります。だったらこのEOS80Dを使い倒してやろうと。
動画も楽しいですが、やはりここは写真というものを1から学ばんといかん!ということで勉強し、とりあえず操作上の基本であるシャッタースピードとか絞りとか感度を理解しました。2冊参考書みたいなのを買いましたが、結局同じ事を書いてあったので1冊で良かった。。。
まぁ楽器演奏でもそうですが、結局は聴くことと弾くことを数多くやらないと上達しません。
ですので、webなどで作例をたくさんみたり、自分でもとりあえずたくさん撮ろうと。
そしたらやはりというかなんというか、日常で常に持ち歩けるカメラが欲しくなるのは必然というか。
こんな感じで、いま最も写真撮影というものにのめり込んで面白くなってきた僕が、いくら進化が凄いとはいえiPhoneSE(僕のスマホ)に搭載されてるカメラで満足できるわけも無く、行き着いた先はやはりコンパクトデジタルカメラで、そしてやはり記憶の片隅にこびりついてたSONYのRX100にぐいぐいと気持ちが引っ張られていったわけです。
なぜRX100なのか?
2012年当時ならともかく、現在で売りである1.0型センサー搭載のコンデジは他にもありますが、今回の件に関しては最初からRX100しか興味ありませんでした。
まずひとつに、売れているカメラなだけに、web上にはたくさんの作例が上がっています。それを見てたらどんどん気に入ってしまったこと。
そしてじつはコチラの方が大きいのですが、「SONYが本気になった感じがヒシヒシと伝わってくる商品に感じた」からです。
当時父親が買ってきた初代ウォークマン、そして僕が酔ったついでに衝動買いした初代プレイステーション。
この二つに通じるような、SONYが稀に発するあの気合いみたいな空気。これを感じちゃうと欲しくなっちゃうんです、僕は・・・・・いや、男は(笑)
なぜ初代を買ったのか?
それより家電というものは、普通バージョンアップするとそれ以前のものはフェードアウトしていきます。メーカーは生産終了し、流通在庫が無くなればオシマイ。
なのにこのRX100シリーズは、この初代から5世代目であるRX100M5まで併売されています。つまりどれでも新品で買える状態です。
すごいじゃありませんか、SONYさんの心意気。つまりこれは「自分の用途とお財布事情で好きなのを選んでね(はぁと)」ということですよ。
だから一番安かった初代を買いました僕は。
ちなみにこのカメラは初代ですでに完成してます。誰かがツイッターで「初代ウルトラマンみたいに完成してるので、あとは好みで選べばいい」みたいなこと書いてましたが、まさに言いえて妙だと思います。
近所でさっそく撮ってきた
おわりに
僕のRX100の用途は主にスナップです。
何気ない日常の風景を切り取ってブログやSNS、はたまたYouTubeチャンネルやその他の動画製作で使うのが目的。
ご覧のとおり、まだまだ話にならない撮影技術ですが、先にも書いたとおりとりあえずバシバシ撮っていかないと上達もへったくれも無いと思うので、そこは生暖かい目でみてやってください。
こんな僕が言うのもなんだけど、本来写真ってお気楽でいいんじゃないかと思うんですよね。ギターとかもそうだけど、そんな構えてやらなくてもいいんじゃないかと。僕なんて子供と一緒に行く公園に持ってってたまにジャカジャカ弾いてますもん。単純に外で鳴らしたら気持ちがいいって理由だけで。
そういう意味で、僕は日常的に持ち歩けるカメラを手に入れたことで、今かなり浮かれているぞ、というお話でした。
スマホで不満、一眼レフは大げさってお思いの方には、ぜひこのRX100をオススメしますよ。初代はもはや底値をやや折り返してるみたいですね。