3年前に中古で買った僕のコンパクトデジタルカメラ、SONYの初代RX100が壊れてしまいました。
起動するとレンズが途中で止まり、このようなメッセージが出てしまいます。
調べたところこのカメラのよくある故障らしく、とりあえず自分で出来ることはやりました。ある程度まで分解もして調整しました。でも改善せず。
もちろんメーカーに送れば修理はしてくれるんですが代金16500円ってところ。
売れた機種なので綺麗な中古が市場に20000~25000円で売ってますし、僕のは酷使したので液晶のコーティングは剥げてるし、あちこちぶつけてヘコミもあります。それをちょっと今さら16500円で直すってのは・・・ねえ?
というわけで、このまま机の引き出しの奥に眠らせてあげることにしました。
おおげさにいうと
このRX100は今の散歩カメラマンの僕を育ててくれたカメラです。当ブログにも頻繁に登場したし、カメラ系記事ではRX100関連へのアクセスが一番多い。
ところで僕が初めて自分のカメラを持ったのは2016年の夏。目的は綺麗な動画を撮りたくて。
何にも知らなかったので妻の奨めをもとにCanonのデジタル一眼レフを買いました。レンズは妻のが借りれたのでボディだけ。それがEOS80Dです。
動画を撮る目的としては大満足で今でも使っております。ただ、だんだん写真も撮りたくなってきたんですよね。せっかく写真機を買ったのですから。それが2017年のゴールデンウィーク。初心者はやっぱ滝だろってことで、この80Dと三脚を持って玉簾の滝を撮りに行きました。
でも、あまり面白く無くてね。たぶん僕はじっくり一人風景と向かい合い、渾身の一枚を撮るってのに向いてないのでしょう。
で、なんか街を撮り始めたんですよ。中町や駅前を歩きながらパシャパシャと。それがとても面白くてね。「うわ、写真にすると酒田もかっこいいな」と。「古い時代のロックバンドのアルバムジャケットっぽいじゃん」と。
そこから街撮り、というか日常風景スナップにハマったんですけど、やっぱ毎日持ち歩くには一眼レフカメラってのはデカイんですよ。
それでコンパクトカメラに目をつけて、ネットでいろんな作例写真見て、コレだ!と思ったのがSONYのRX100。なぜ初代かというと安いからですね。写りに大差なければ機能とかはどうでも良かったので。
で、マップカメラで買いました。それが2017年の6月かな。
それ以来、冗談抜きで毎日持ち歩いてヒマを見つけては写真を撮ってました。もちろん一枚も撮らない日も多いんですけど、最終的にはこのカメラだけで万を超える数のシャッターを押しました。最高のカメラでした。
思い出の数々
時系列順に思い出を振り返って見ます。これは3年前の夏ですね。
酒田の夏。
家族旅行。東京ドームホテルですね。
そういえば友だちと鳥海山に登ったんでした(笑)あれはキツかったなぁ。でも一生で一度の景色を見れました。
日常の散歩。
入院しても写真撮ってるんですから、ほんと病気ですね。
これは冬の東京ですね。水道橋。
息子の学年のお父さん会の帰り道。
これも冬やね。
2018年の春。息子が初めて自転車に乗れた日。ピント後ろにいってますけどね。それもいかにもお父さんが撮ったという写真っぽくていいでしょ?
2018年の酒田祭り。
ノイズがひどいけど、このくらいならマジックアワーも撮れます。
SEKAI NO OWARIの野外コンサートを観にいきました。
ダイアモンドプリンセス号が酒田に来たときのやつ。
8月。かっぱ寿司の帰りに海の方がきれいだったのでドライブ。
友だちのLIVEだって撮れます。
僕にとって最高のカメラというのは、いつでも持ち出す気にさせてくれるモノ。
町内のクリスマス会もコレ。
初詣もコレ。
電子音を全て消すことが出来るので授業参観もこっそりコレ。
出張なんて特にコレ。小さいからね。
いやぁほんと最高だったな、RX100。
というわけで
ほんの一部ですがRX100で撮った写真をご覧頂きました。
最近のスマートフォンのカメラ性能も上がってるのでコンデジ市場がヤバイと言われております。
でも僕はコンパクトカメラが大好きなんですよね。以前も書きましたが、たぶんジジイになっても僕は写真を撮ってるけれども、そのとき手にしてるのはデカイカメラじゃなくてコンパクトカメラのような気がします。
それではまた。もしコンデジ興味がある方がいらっしゃいましたらRX100はとてもおススメですよ。
ではまた。
追記 2022年8月9日
僕のRX100が元気になって帰ってきました。