そもそも僕が写真撮影を趣味としたのはこのブログを始めた2017年からの話。
経緯としては2016年に息子が通う幼稚園の卒園記念ムービー係になったので「こりゃいっちょまともなカメラ買わんとな!」とCanonのデジタル一眼レフEOS80Dというカメラを動画撮影目的で購入しました。
生まれて初めての自分用一眼レフカメラ。せっかく10万円近いお金を使ったのに「卒園ムービーを作り終わったのでではさらば!」というのももったいない。で、「よし!写真を使ったブログでも始めるか!」とオガーTVブログを立ち上げたのが2017年5月。
でも、なかなか一眼レフって毎日持ち出すのはおっくう。で、「よし!普段の持ち歩き用にコンパクトカメラを買おう!」と2017年6月に購入したのがSONYのDSC-RX100(初代)というカメラです。
僕とRX100
ブログ用途なんて気軽に買いましたが、このカメラを僕は大変気に入ってしまいました。文字通り毎日肌身離さず持ち歩き、ちょっとでもピンときたものには写真に収める日々。
とにかく近所や町を写真に収めて持ち帰るのが楽しくて仕方ありません。
こうやって見ると稚出な写真ばかりですが、褒めてもらいたいとかいいね!が欲しいといったような邪な心が一切なかったのも事実です。思えばこの頃が一番純粋に散歩スナップを心から楽しめてた気がします。
そのうち「もっとかっこよく撮りたいな」という欲が芽生え、構図や光の取り込み方を意識し、RAW現像で仕上げることもこのカメラで覚えました。とにかく写真のシャの字もわからなかった僕に1からデジタル写真を教えてくれたのはこのRX100です。
ところがちょうど3年使用したころでしょうか。突然壊れてしまいました。
上の記事にもありますが、すでにリコーのGRが新しい散歩カメラとして活用していたこともあり、今更このRX100に16500円の修理代金を支払ってまで修理に出す気も起きず、このまま引き出しの奥に眠らせておくことにしたのでした。
あれから2年
その散歩用カメラだったGRも不調になり、僕の現在の相棒はコンパクトカメラからSONYのフルサイズミラーレスα7IIになっています。RX100やGRほど持ち歩きやすいカメラではありませんが、これはこれで毎日のお供として楽しんでおります。
そんな僕にいつものPTA仲間のMさんから「よかったらRX100を俺に貸してみてください。直せるかもしれませんよ」というお言葉が。
もちろん喜んで預けました。壊れたらごめんねとはおっしゃってましたが、すでに壊れてるんです。直ったらラッキーくらいの気持ちでMさんのところへ持っていきました。
そしたら本当に直してくれました(笑)
電源ON時に出ていたエラーメッセージがなくなり完全起動します。
分解してこの部品を取り換えてくれたとのことです。天才過ぎて笑えます。
ということで僕を育ててくれたSONY DSC-RX100が僕の相棒として再び手元に戻ってきてくれました。こんなに嬉しいことは無い。
また、よろしく頼むよ!
さっそく試し撮り
ひさしぶりに切るRX100のシャッターは格別です。
と、思ったら雨が降ってきました。出直し。
嬉しくて何でもいいから撮りまくり。
GRもいいけどRX100はズームがついています。ですので本当に気軽にパシャパシャやれます。
ひさびさに目にしたRX100のモノクロ。
これだよなぁ。やっぱRX100はこのキレが最高なんだよなぁ。1インチセンサー+カールツァイス銘のレンズという組み合わせが成せる業。
ああ、思い出してきたぞ。このカメラの特性を引き出せる撮り方が。
ある意味、α7IIよりもソニーっぽいのがRX100だと僕は思います。
よく2012年にこんなカメラを作ったなぁ。初代ウォークマン以来の大発明なんじゃなかろうか。
ということで
直してもらってまだ数日ですが、楽しくて毎日パシャパシャやっております。
現在だとスマートフォンのカメラ性能もだいぶ上がってこういったコンパクトカメラの必要性を感じないかもしれませんが、1インチセンサーと光学ズームという部分だけはまだRX100に分がありますよね。というか僕はスマートフォンで写真を撮る習慣が無いので絶対にカメラが必要なんですがね。
あと、このカメラは日常だけじゃなく旅行にもいいと思うんですよね。小さいしズームできるから。
あと、登山にもおすすめ。小さいから。
町のイベントへのお供も最高。
ということでね。何だかSONYの回し者じゃないかってくらいおススメしてますけれども、実際僕が使用しているα7IIとかリコーGRを僕が強く奨めることはまずないです。いくら僕にとっては最高でもね。でもこのRX100はですね。オールマイティなカメラなので万人に強くおススメしたくなるんですよね。
ということで、当ブログにRX100が帰ってきました。これからもよろしくぅ。
ではまた。Mさん、本当にありがとう!