ひさしぶりに歩いた地元の朝はすごく寒かった。

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どうもオガーです。今回はひさしぶりの早朝散歩シリーズ。考えてみれば久しく地元を歩いていない。

地元という定義はたくさんありそうな気がしないでもないけど、今回でいうところの僕の地元ってのは、だいたい自宅から1キロないし1.5キロ圏内のことであります。

ま、平たく言えば中学時代までのいわゆる学区内ってやつですな。

ところで今回の散歩のBGM、やっぱここはエレファンカシマシの「地元の朝」をセットしました。

けれども何だか今の自分の心境に合わなくてね。何でかな?あんなに好きだった曲だったのにと思いながら、首を傾げつつ歩いてました。

・・・何でかな?なんていいながら理由はわかるんですけどね。僕はもうこの地元で最後まで生きていくことを決めてるからですな。ということは、望郷の念みたいなのは何もないのが当たり前で、むしろ僕にとっての地元とは、ただのリアルなステージというわけです。

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朝6時30分に自宅を出る

何しろ年寄りバリに早起きの僕ですから、毎日5時過ぎには目が覚めてるわけです。もちろん寝るのも早いんですけどね。

6時頃、ふと西の空を見ると何となく今朝は天気がいい気がしたので、今回散歩に出ることにしたのです。

6時半でもまだまだ薄暗い。ほんと春が待ち遠しい。

 

 

 

今でこそこんなおしゃれな建物があるこの場所、30年前はスーパーがぽつんと立ってるだけで周りのほとんどは田んぼでした。

今の時期なんてね、特に下校時かな、西からの風が物凄くてね。顔面に雪がバシバシ当たって痛いのなんのって。特に本格的の地吹雪の日なんかこの通りは避けた記憶がありますね。ほんと危なくて。

 

 

 

いや、実際そのとおりなんだよね。しかも夢と希望を「与えましょう」的なヌルイのじゃやっぱダメで、何が何でもそうしないといけないし、そこは大人としての義務ですよ。ほんと僕は今になって痛感してます。

結局街づくりなんてさ、いや、実際のところ僕は街づくりってのに全然関与してないしピンともこないんだけども、ただほら、街ってのは結局人間で形成されてるわけだしさ。卑屈なヤツばっかになったら卑屈な街になっちゃうわけじゃない?

いややっぱそこは夢と希望に溢れ、そして誇れる街の方がいいよなぁって。

給料安くたって遊ぶところ少なくたって別にそんなこと今さら嘆いても仕方ないじゃん。そんなの地方と呼ばれるところは多かれ少なかれどこでもそうだから心配しなくていいよきっと。

何よりですね、今の子供達がいずれ大人になってここを出て行くとしても、そこは誇りと自信に満ちた表情で行って欲しいし、帰ってくる人達にもでっかい夢と野望を持って帰ってきてもらいたいわけですよ。そりゃそうですよ。

 

まぁ、こんな吹けば飛ぶような存在の僕にたいしたことは出来ないんですけどね。でも、目の前にそういう使命が転がり込んできたら最優先、なおかつ全力でやります。そう決めたんですよ。去年あたり決めたんだ。

僕が将来死ぬときには、この街で生活したことの誇りを胸に眠りたいですからね。子供たちなんて未来そのものじゃないですか。彼らに託さなければいけないことってたくさんありますよ。

まぁこんな感じだからセガレの友達に「コースケ君のお父さんっておっかないね」とか言われちゃうんですけどね。わりと平気で怒ってしまいますからねワタシ。

カミナリさんかっていう。

それにしても寒い

このときは1月20日の土曜日の朝だったんですけどね。それにしても寒い。雪も降ってないし風も無いんだけどとにかく底冷え感がハンパ無くて。

「こりゃ駄目だ。何か熱い歌でも聴かないと身が持たん」

ということでウォークマンをピッピピッピ早送りして選曲。来ました。このイントロは来ました。エアロスミスのLivin’on The Edge.

この曲は92年のGET A GRIPってアルバムに入ってるんですけど、僕はそのリリース前の深夜番組かなんかの彼らの特集でこのPV観ましてね。

 

「エアロスミスが凄い曲を出しやがった!!」って思ったのをはっきり覚えてます。

 

そんでもちろんアルバムも買いまして、ええ、この曲は何百回も聴きましたね。

というか完璧な曲なんですよ。というか完璧なテイクっていうのかな。その後ライブも見に行ったしいろんなライブ版も聴いたけど、このアルバムテイクが完璧すぎて。

それと同時に、あのスティーブン・タイラーがこれを作ったってことにエラく感動して。

というのも前々作からエアロスミスは完全にエンターテイメント路線に走ってたし、もちろんそれはそれで僕も好きなんだけど、前作の「Pump」にJanie’s Got A Gun というシリアスな曲が合ったけど、いまいちピンと来なくて。

だからこれ聴いたときは、なんというかバンザイしたくなったと同時に涙が出ましたね。スティーブン・タイラーはまだロックな人だったんだって。そればかりでなくエンターテインメントとリアリティを完全に成立させおったって。

凄い作品だなって。

最近小室さんの引退が話題になってますけど、音楽家の私生活なんてどーでもいいじゃないですか。音楽家が聖人君子である必要性が僕には全くわからない。

スティーブン・タイラーなんて近年になってグレイトな扱い受けてますけど、この人も相当な駄目人間ぶりを発揮してきたタイプでしょ。ミック・ジャガーとかもそうだけど。

でも、そんなの別にどうでもいいじゃないですか。こういう人たちって出てきた作品こそが全てなんですよ。そういうのを全て突き抜けてくる、というか作品に投影されてる姿こそがリアルの彼らだと思ってますので、僕は。

ぜひ、Livin’on The Edgeを聴いてみてください。貼り付けておきながら言うのもなんだけど、出来れば映像を見ず楽曲だけを。

 

 

 

そんな熱い思いを胸に地下道に入ろうとしたんだけど、何か薄暗いし、朝からオヤジ狩りとかに合うのもやだからやめた。こんなところに地下道があるって、地元民以外の人は知ってるのかな。

 

 

酒田の皆さん、みずほ通りと並行してこんな裏道があるって知ってた?

 

 

 

 

鳥海山をひさびさにみた気がする。

 

 

ということで

この日、天気がいいのは午前中だけでしたね。そういう意味で貴重な散歩タイムでした。寒かったけど。

まだまだ春は遠いけど、もうひと踏ん張りしていきましょう。週明けはまた寒波が来るらしいので体調に気をつけて!

ではまたっ!!

今回使用したカメラ

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