ただのイチ見物人のクセに酒田祭りを満喫した男オガーです。
今日の酒田は昨日の熱気をクールダウンさせるためとでもいいましょうか、朝から冷たい雨が降っていましたが、今ではすっかりそれも止み再び晴れ間が見えてきました。
そういえば今年の酒田祭りで気づいた点といたしましては、日和山公園にあった指定のゴミ捨て場が夕方を前に満タンになり、市職員と思われる方が「ゴミの持ち帰りにご協力下さい」と大きな声で訴えておりました。
昨年、同じ場所でまさに文字通りゴミの山になっており、それを見た誰かが写真を撮り「酒田市民はだらしがないうんぬんかんぬん」とインスタグラムに投稿してるの僕は見ました。
よほど「いえいえ、あれは指定のゴミ捨て場ですよ、ただ溢れているだけ」とコメント付けようと思いましたがやめました。確かに景観的に非常に良くないので、今年みたいに途中でストップしたのは英断だと思います。
僕なんかは屋台で購入したものの空き容器などは全て購入先に「ごちそうさま」といって戻します。それが正しいのかどうかはわかりませんが、とりあえず一度も拒否されたことはありません。
ただ、やはりお祭りは食べ歩きや日和山公園まで持っていく人も多いと思うので、どうしてもゴミが出ます。
いっそのこと全国的に「マイごみ袋」を流行らせた方がいいと思いますね。「マイ買い物バッグ」なんかみたいに。あとはクルマでの旅行用にカーグッズ化するとかね。匂いをきちんと閉じ込めるやつ。
きちんとデザインや機能性を備えれば、そんなに難しいことでもなさそうだけど。
そして
今日の話は19日の宵祭りでの出来事なんですけどね。
ほら、ワタクシ自他共に認める「県内ニュースの突撃取材を受ける男」なんですよ。詳しくは以前書いた記事をご覧ください↓↓
「結構な割合で県内ニュースの突撃取材を受けるワタシ」—2018.01.27投稿。
何ひとつ築き上げた実績も無ければ、人様に称えてもらえる受賞歴もないくせに、ここ20年間で4回ほどニュースに出てるんですよ。そういえば先日は山形新聞にも載りました。笑顔いっぱいの少女の後ろでカメラ抱えた木偶の坊のように立ってる姿がバッチリと。
そんで県内ローカル放送5分の4を果たした僕が、残るはフジテレビ系列のさくらんぼテレビのニュースに出れば見事コンプリートなんですけど、そのミッションを制覇する前にどうも息子に眠っていたその遺伝子が目覚めてしまったようで、宵祭り中にYBCさんの突撃取材受けていました。
ちょうどこのとき僕は「庄内おばこ華の会」の踊りを写真撮りにいってましてね。あぁ綺麗だなぁなんて思いながらパシャパシャやってました。
いやね、酒田花魁道中もかっこよかったですよ、確かに。
でも、ちょっと僕にはレベルが高い。「ほー」と思いますけど、なんでこんなに人が集まってくるの?とも思うわけです。そこはほら、素人だから。
その点、庄内おばこの踊りは馴染みがありますからね。というかわかりやすい美しさや華麗さですから。パシャパシャやっておりました。
そして満足して帰ってきたら妻と息子が取材受けてました、という流れです。
僕もすっかりベテランですからね。「え?テレビに映るんですか?」なんて聞きません。「放送は明日のいつですか?」なんて聞くわけです。
そしたら「明日のお昼のニュースですね、11時38分ごろです」とワンオペのカメラマンがおっしゃるんで、帰ってすかさず録画予約しました。念のために夕方の枠も。
ところが
次の日、朝から全国ニュースでもやってましたが、県内の別の市で殺人事件が起きちゃったんですよね。
んー、なんか嫌な予感するなぁ、と思ってましたが、案の定そのためにニュース内の時間枠変更してて結局酒田祭りのニュースは超短縮版みたいな扱いでした。つまり妻と子のインタビューが出なくてね。
親子3人で「なんだよー、残念だなぁ」なんつって、そのまま午後は本祭りに行っちゃって、帰りにかっぱ寿司とか寄ってたらすっかりそんなことも忘れてしまいました。
そしたら妻に友人から「いまテレビ出ててびっくりした」というLINEが入って、自宅に戻ってから録画しておいたニュースを確認して大笑い。
いま思い出したけど、8年前に妻とベビーカーに乗った息子が、仲間と共にやったアート展だかなんかの特集で県内ニュースに写真が数枚出た経歴がありました。でも、やっぱテレビに出るなら突撃インタビューですよ。それが一番笑える。
というわけで
今年のオガー家は酒田祭りを堪能しました。何度も言うけどタダの見物人なんだけどね。
そういえばよく僕が鬼と書くウチの妻は普段は大変温厚な方です。ただ、写真や製作物のことになると鬼に変身するだけで。
その妻が「あなたは適度にヒマに見えるから取材対象になりやすい。ケラケラケラ」とか以前から言ってましたが、これで僕のこと言えなくなりましたね。
というわけでこれからも適度にヒマなオガー家をよろしくお願いいたします。
ではまたっ!!
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