今日は珍しく穏やかな休日。
友人の事務所に飾ってもらっている僕の写真が昨年秋バージョンのままだったので、午前中に冬バージョン4枚を届けに行き、その後は文字通り何にもすることが無くなりました。
妻と息子は午後からスケートに行くとのこと。だったら僕は写真でも撮りに行こうかな。
じつはあちこち写真を撮りに行っているイメージの僕ですが、じつは「写真を撮りに行く」という目的で市内を出ることなんてまずありません。僕にとってのプライベートの写真撮影とは地元を撮ることなので。
そ。市外で撮る場合ってだいたいが何かのついでとかなのよね。旅行とかドライヴ、もしくは仕事の帰りとかね。
けれども今日は珍しく写真を撮りに酒田以外のところへ出向きました。前々から気になっていた鶴岡市の湯田川温泉です。
なぜ湯田川?
理由は簡単で、ついこのあいだ僕が19の頃に亡くなったお婆ちゃんが夢に出てきたからです。そのお婆ちゃんに小学校に入る直前の春休みに湯田川温泉に連れて行ってもらったの。
婆ちゃんの目的は湯治。湯田川っていわゆる湯治場でしょ?つまり何とかグランドホテルがあるような温泉街じゃないから、幼少の僕は一晩で飽きたみたいで母親が次の日迎えにきたとかどうとか。
夢から覚めたあとそんなことを思い出したので、それ以来何となく湯田川温泉が気になっていたんですよ。
歩いてみて
1時間も歩いてないけど、まぁ時間が止まってるような静けさがありました。
なんつっても人と出くわさない。最後の方で撮ってきた写真貼りますが、わざと人を避けて撮ってるんじゃありません。
それと途中で「今日は全部モノクロにしよ」と意識をチェンジしました。なんというかこのエリアに色は不要というか、もっといえばカラー写真はちょっと生々しいなとか思ったりして。
もちろんカラーとモノクロとでは撮り方がいろいろ変わってきます。そもそもカラーでしっくりこない写真がモノクロで劇的に良くなるなんてことはほとんど無い。
ただ、長所を前面に出したいと思うなら今日の場合はモノクロかな、と。
ただ、途中でチェンジしたので最初の方の数枚はちょっと違和感があるかもしれませんがあしからず。
というかシーズンオフもいいとこなんだよね。これは僕が悪い。確か湯田川は梅が有名だったはず。今度は梅が咲く頃に妻と息子と3人で遊びに来るとしよう。
それにしてもクルマなら鶴岡市街からそんなに離れた場所にあるわけでもないよね。なんというかすごく異空間だったなぁ。
ではまた。