振り返れば今月はものすごい数のカメラ出動率だった。
記録写真では芋掘りに自然教室、各スポ少取材。町内行事に友人バンドのライヴイベント。動画は学習発表会に息子のコーラス団体演奏。それにとある結婚披露宴で使用されるショートムービー。おまけにプライヴェートでも散歩しまくっていた。
趣味でカメラをやっているだけの身でありながら、こんなにシャッターを切っている人間はいるのだろうか?僕に買われたカメラは幸せだと思う。とことん使い倒されるからね。
秋、本格化
すでに朝6時前ではこんな感じだ。季節はこれから晩秋、そして冬が来る。
自然教室に行く息子の長靴を買いに行く途中。妻の助手席にて。
ピンクリボン運動による日和山公園の灯台ライトアップ。確か本日まで。
剣道、息子の早朝稽古。
雨の日は雨を撮るべし。
こういう写真っていまみると何にも面白くないけど、10年20年経つと面白いはず。どんなジュースが売ってたかわかるから。
僕はこういう神社の片隅みたいなのが好きなのです。よくわかんない。説明できない。
学校の、僕が編集長やっている広報誌は「ひなづる」と言うんだけど、最近じゃ校内をカメラ片手にウロついてると「オガーパパ!!写真撮って!!」ではなく、「オガーパパ!!ひなづる載せて!!」と言われることが増えてきましてね。もちろんこれって最高に嬉しいことでして。
昨日は昨日で、この春に卒業した卒業生たちに事務所前で出くわして、少し立ち話したあとに「写真撮って!!ひなづる載せてよオガーさん!卒業生特集やってよ!」とか冗談でも言われるのは本当に本当に本当に本当に嬉しい。
というのもね。僕は普段から子どもとコミュニケーション取れるきっかけがあればなんでも積極的に参加しているんだけど、んー、絵本読み聞かせとかもそうだし、来月は社会見学実習に付き合うし。でも、じつはこれはちゃんと理由がありましてね。
ほら、今は請け負ってませんが、僕、少し前まで幼稚園や保育園関係の卒業動画制作をやってたんですけど、そのときとある保育園の先生が撮った写真も動画に組み込もうと思って提供してもらったことがありまして。
その100枚の写真がみんな素晴らしいんですよ。なんつーのかな。画質だーピントだー露出だーも含めればもちろん僕や妻が撮ったものの方が何倍も見栄えがいいんですよ。先生のは園の備品の安いコンデジだし。
でも、そういうの全部吹っ飛ぶくらい子どもたちとの距離が近い写真がたくさんあってさ。先生にしか見せない表情っていうんですかね。とにかくそれ見た瞬間、正直そういったスクール制作モノにおいて少し調子乗ってた僕の鼻が完全に折れました。
その日の夜ですね。「子どもたちの本当にいい写真や動画を撮るには、彼らに心から信頼されなきゃいけない。道具だ技術だの前にそれだこんちくしょー」つってね、ギギギと歯軋りしながら編集したのを覚えています。
それからです。僕が「あの人、ちゃんと働いてるのかしら?ヒソヒソ」と陰口を叩かれているんじゃないかと思われるくらいにいろいろ積極的に顔を出してるのは。
別に誰とも張り合ってはいないよ。自分と張り合ってるんです。3年後の息子が卒業のときに「息子を教育、そして学習指導をしてくれている学校に対して、保護者として僕が出来ることはやり切りました。もう絞っても何も出てきません。ぶすぶすとくすぶり続けるそんじょそこらの不完全燃焼とはわけが違う、真っ白な灰です」という状態になりたいだけ。
というわけで最近すごくいい感じ。もちろんこういうことを理解、そして一緒にガシガシやってくれているいつものPTA会長Mさんのおかげです。孤軍奮闘じゃないところがいいよね。
というわけで
写真だけではなく、本業の繁忙期も終わった僕ですが、11月も毎週のようにいろいろあるんでございます。
ま、僕はカメラさえ持ってればどこでもなんでも楽しいけどね、
ではまたっ!!