【330日目】早朝交差点観察日記

早朝交差点観察日記

早朝交差点観察日記の投稿もずいぶん久しぶりとなった。書くことが無いということは平和な証拠。変わらず子どもたちは元気に学校へ通っている。

もちろん挨拶には声の大小がある。でも、僕は例え小さい声であったとしても意識がこちらに向いていれば礼儀正しい子だなと感じる。

もちろん元気がいいことは素晴らしいことだが、一番大事なのは挨拶の向こうにあるマナーとか礼儀正しさみたいなものだと思う。極端な言い方をすれば挨拶だけなら悪人だってやるのだ。

息子と同じ学年のRちゃんという女の子がいる。この子は毎朝僕に会釈をしてくれる。正直、僕なんぞにそこまでしなくていいのにと思うときもあるが、他の子たちの大きな声にかき消されても必ず会釈をする。雨が降っていようとも必ず傘を少し上げ、僕の顔をみながらである。

じつはこういったことは今年度に入ってからなので、僕は「さすが女の子は大人になるのが早いな」と思ったりもした。けれどもよく考えると彼女の弟が入学したのが要因だと気づいた。姉として、先輩としての自覚なのだろう。

ところでウチの事務所は通学路の目立つところにあるので、帰宅途中に転んで怪我をした一年生軍団が駆け込むことも年に1~2度発生する。とにかく一年生はよく転ぶのだ。息子が一年生のときにも「父ちゃん大変だ!Rちゃんがそこで転んでケガをした!」と帰るなり叫んだことがあった。

様子を見に行くとRちゃんが泣いていた。派手な擦り傷などはなかったが、転んでびっくりしたのかなかなか立とうとはしなかったので自宅まで車で送ってあげたことがある。

そんなことを思い出しつつ、毎朝会釈をして学校へ向かうRちゃんの背中を見ながら、「あの子も大きくなったもんだ」としみじみ思う秋の朝なのであった。