【635日目】早朝交差点観察日記

早朝交差点観察日記

登校時間の日差しがキツくなってきて、いよいよ夏が本格化してきたのを感じる。今年は帽子を新調しようと考えていたのだが。結局間に合わずここまで来てしまった。とりあえず7月に入ったら昨年まで使っていた真っ白なストローハットを被ろうと思う。

そう、7月に入ったら。

じつは今年僕は7月に入るまで我慢していたことがある。それは業務中の服装だが、まだ長袖の綿シャツを肘まで捲り上げていて、毎年この夏に着ている紺の半袖ポロシャツに切り替えていないことだ。

これには理由があって、昨年だったか確か6月に入った頃にはすでに暑くなったためすぐに半袖ポロシャツに切り替えてしまい、何だか夏の暑さがいつもより長く感じたからだ。だから今年は30℃まで…もしくは7月に入るまで我慢しようと心に誓ったのであった。

そんな7月目前の早朝交差点。じつは子どもたちの様子があまりよろしくない。それは「おはようございます」の挨拶が劇的に小さい、もしくは無いのである。

じつはゴールデンウィーク明けあたりから「あれ?何だか登校班の元気がないな」と薄々気づいてはいた。なので稀に近所の交差点だけでは無く、学校前の交差点にも立って様子をチェックした。もちろん数多くの検証データが必要だからである。

結果、僕の判定は「明らかに変化した」だ。これは僕が朝の交差点に立ち始めたこれまでの三年半で初めてのこと。

もちろん元気な子は相変わらず元気だ。そうじゃなくて今まで中だった子が小や無なのだ。これは「僕の感想」として一応学校に伝えようと思う。苦言では無く感想として。

さて、「挨拶ってそんな大事?」と思う方もいるかもしれない。そりゃ大事だ。というより子どもの頃に先生に言われたことはだいたい大事だったと思わないか?

「元気よく挨拶をする」「しっかりと返事をする」「時間を守る」

こんなことは社会で暮らすならば当たり前のことだ。出来て普通ってやつである。

そういえば4年生だか5年生のときの息子に「なんで挨拶ってしないといけないのか?」と聞かれたことがある。僕の答えはこうだ。

「そりゃおめえあれだよ。挨拶すると自分も相手も気持ちがいいとか言うだろ?でもあれは半分正解だ。もう半分はな、完全に自分のために必要だからやるんだ。自分をアピールするためにやるんだよ。『僕』って存在をだよ。どういうことかというとだな、もしおまえがあるときに殺人鬼とか熊に追っ掛けられたとしよう。で、隣りを見ると〇〇君も一緒に逃げてる。んで、ああ、もうだめだ!捕まる!って時に目の前に毎朝交差点に立ってるおじさんがいたとしよう。おじさんはどっちを助けるかわかるか?答えはな、毎朝挨拶する〇〇君を助けて挨拶してこなかったお前は見殺しだ。何故ってそりゃおまえ、人間咄嗟のときは覚えてる方に手が動くに決まってるだろ?つまり〇〇君は知ってる子で、お前は見たことしかないよく知らない子なんだ。だから普段から挨拶することは大事なんだよ。挨拶するということは他人に覚えてもらうってことなんだ。たぶんこう言い方をして学校では教えてくれないけどな。でも、これが真理ってやつだぞ」

実際これが正しいかどうかは知らない。

だけど少なくとも僕だって咄嗟の時には知ってる子を優先してしまうし、あるいは知ってる子が困ってるときには優先的に手を差し伸べたくなるだろう。

それが人間ってもんだ。

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