どうもオガーです。あけましておめでとうございます。今年もオガーTVブログをどうぞよろしくお願いいたします。
さて、ただいま1月3日の夕方。2019年お正月、みなさまどのようにお過ごしですか?僕はといえば年が変わっても相変わらず狂ったように写真を撮っております。
1月1日初詣にて。
1月2日早朝。土門拳記念館前の凍った池。
1月3日。セガレと二人で行った某ショッピングモールにて。
以前は写真を撮ってinstagramやブログにアップするのが楽しかったんですが、最近ではそういうのは二の次になってしまいました。とにかく撮って撮って撮りまくらないと気が済まない。じっとしていられない。
まぁ頭おかしいんでしょうね。仕方ないと思います。
いい写真
先ほど書いたこと、言うなら「自分の衝動に従って自分ありき」で撮ってるわけですが、例えばPTAのお仕事だったり、人様に依頼されての撮影だったりの場合そういうのは二の次です。その写真を見る人第一主義で動きます。
僕は職業カメラマンではありませんが、職業カメラマンである鬼・・・ではなく妻に初心者の段階からそう叩き込まれつつ写真やムービーの世界にハマっていったので、なんといいますか自然に切り替えが出来ますし、それを苦にも思ったことがありません。
ただ、そういう切り替えをしょっちゅう行っているとときどきわかんなくなるんですよね。「いい写真ってなんだろう?」と。
SNSで「いいね!」をもらう数が多いのがそうではないのはわかりました。
高解像度で隅から隅までビシビシに映ってるのがそうではないのもわかりました。
被写体の背景がトロトロにボケてるようなのがそうではないのもわかりました。
いえ、違いますね。上に挙げたのは全て「いい写真」である場合も多いですね。でも定義ではない。
まぁ、そんなことを考えてもキリがない、というか、僕なんかではまだ生意気ですね。とにかく今は技術を鍛えることだけ考えてます。
センスという言葉に甘えたくないんですよ。技術が足りないことを「人それぞれだから」と言うのは音楽やってたときから嫌いでした。これでも僕は僕なりに技術を磨くことを疎かにしたことはありません。
ロックンロールにおいてあまりにも「お上手な」演奏はかっこ悪いってのも十分わかりますが、下手くそにみせるのもまた技術ですよ。
おっと、話がそれました。「いい写真」の話から変な方向に行っちゃいましたね。今日書きたかったのは「いい写真」のことではなく、「写真はいい」という話でした。
写真の役目
昨日(1月2日)ですが、母親の実家で珍しく大集合新年会がありましてね。子供だけでも7人だか8人だかうじゃうじゃいるわけです。
僕は事情で途中参加。先に行くセガレに「出来るだけたくさん子どもの写真撮っておけ」と伝えました。もちろん彼のカメラ、Stylus 1で。
遅れて僕が到着すると案の定カメラなんかほっといて遊んでました。もちろんそれを想定して僕も自分のを持参しましたけど。
そしたら参加メンバーの中の一人の女子が、この春にデジタル一眼レフカメラを買うそうな。現在中3で高校入学を機に子どものころから貯めてきたお金で。
それ聞いたらおじさん応援したくなっちゃうわけですよ。というのも僕も同じように中学卒業した春にお年玉を貯めてきたお金で初めてエレキギターとアンプ買ったからね。全部で8万円くらいだったかな。そのギターは今でも所持してますよ。
彼女が買う予定のカメラ。偶然にも僕がエレキギター買ったときと同じくらいの価格。
一眼レフを触ったことがないというので、僕が持ってきたのを貸してあげました。同じキヤノンだし、使い方は基本的に同じだよって。
露出をオートに設定したので、AFの合わせ方だけ教えて、あとは自由に撮っていいから、と。
そしたら彼女、すごく楽しそうに撮っててね。それに合わせたように他の子どもたちも楽しそうな笑顔。
自宅に戻ってその100枚前後の画像を確認。ほんとみんないい表情でね。もちろん初めてだからピントが甘いのもたくさんあるんだけど、そんなのたいした問題じゃないのよね。
そう。こういう場においての写真でそういうのはたいした問題じゃない。結局80数枚のデータをそのままネットプリント申し込み、今朝お店に取りに行ったものを届けてきました。
おばあちゃん、すごく喜んでくれてね。ほら、いつもあんなに賑やかではないわけだから。
なんかそのとき思ったんですよ。アートだ作品だ言うけど(ちなみに僕はけして言ったことがありません)、やっぱ写真のいいところってまずは記録だよね、と。
というわけで
そう、まず写真は記録ありき。それを忘れないようにしないとね。たまにリキ入りすぎると忘れちゃうことがあるから。
写真は記録。僕らは今を未来へ届ける役目。まずはそれを踏まえた上で、今年もがんがん撮りまくっていきたいな、と思っております。
そういえば昨日「いいカメラってどういうカメラ?」って聞かれたんだけど、これは簡単でしてね。
それはあなたが常に外に持ち出したくなるカメラこそがいいカメラだと思いますよ。つまりこれも答えがありません。人それぞれってやつです。
ではまたっ!!