【128日目】早朝交差点観察日記

変則的だった一学期も本日が最終日。子どもたちにとってようやく夏休みが始まる。少し短いとはいえ、みんなには存分に夏を満喫してもらいたい。

さて、僕の町内の話だが小学生が40名いる。その中で今年の6年生は例年よりやや少なくて3名だ。

ご存知のように今年の夏はイベントごとが全て中止。ラジオ体操も無ければプール開放も夏祭りも無い。

小学校の最後の夏の思い出が何も無いなんて、こんなことがあってはならない。だから数回ではあるがプールに連れて行ってあげることにした。保護者の方には打診してある。OKなら明日と週明け火曜日に送迎してやろうと思う。もちろんウチの息子や近所の子を混ぜて。あと、出来れば公園で花火もやりたい。

別に善いことをして気持ち良くなりたいわけではない。先に書いたが、小学生の夏は遊びまくるもんだ。それが当たり前だ。

遠い昔の話ではあるが、僕が小学生の頃、近所に通称「下駄屋の親父」というおじさんがいた。別に下駄を売ってるわけでもなく普通の駄菓子屋の親父なのに、何故かそんなふうに呼ばれていた。

その下駄屋の親父はいつも子どもたちにくだらないちょっかい出したり、ときにはガミガミ叱ったりする変な親父だったが、じつは交通指導員という別の顔も持っていて、学校前の交差点に毎朝立っていた。

その下駄屋の親父は一年に一回、何かの会で学校へ呼ばれ、みんなの前でこう話した。

「当たり前のことをしているだけです」

僕ら子どもは「下駄屋の親父め、何をかっこつけてやがる。毎年同じことを勝ち誇ってしゃべりやがって」という感じだったが、なんだかんだ言っても好かれてた親父だった。

今朝の交差点で強烈な日光を浴びながら、僕はそんなことを思い出していた。

大人がやってやれることは惜しみなくやる。本意ではないがそんな下駄屋の親父スピリットを僕も密かに受け継いでるのかもしれない。

そしてそれは今の子どもたちにもバトンを渡せたらいいなと思っている。

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